アメリカ・カリフォルニア州サンタモニカのShiho Nakaza氏による
アーバンスケッチャーズの特派員になったとき、私は毎日、生活の中からスケッチをしようと決めました。本格的な絵画ではなく、手早く描かれることが多いのですが、その約束は守っています。
2009年元旦、サンタモニカのサードストリートプロムナードで毎日描いたスケッチの1枚目です。
それから6年後の2015年、最初の時と同じように、夜の同じ場所に来て冬の装飾を撮影することに......。
しかし!今夜は記録的な寒さで、絵の具が濡れたままで、店が閉まり始め、照明が暗くなると、パレットの色がよく見えませんでした。
絵そのものは、すべての色を思い通りに表現することができなかったので失敗しましたが、この6年間、毎日スケッチをすることで多くのことを学んだので、この経験そのものは成功だったと思います。6年前は「完璧なスケッチ」にすることに頭を悩ませていましたが、今はあまり結果を気にせず、気楽にペンと絵の具を使っています。やはりスケッチは一瞬を切り取ったもので、人生のユニークな一コマを垣間見ることができるのです。皆さん、良いお年をお迎えください。