シンポジウム4日目:ついに乾く、別れの挨拶

[英国マンチェスター特派員 小山ティナ】 シンポジウム最終日、ようやく太陽が顔を出し、いくつかのワークショップは屋外に移動することができた。

この日の最初のレポートは、科学産業博物館の屋内で行われました。マイク・ダイクバラ氏が航空機のギャラリーを選び、「Sketch NOW, Think Later(今すぐスケッチして、後で考えよう)」の授業を行いました。マイクのスケッチキットの紹介から始まり、彼のバックポケットに入るほど小さなマイクロミニスツールなど、自分のスタイルに合った道具の改造について、クリエイティブなアイデアを教えてくれました。彼のアーバンスケッチ哲学は、時間を有効に使うために、できるだけ速く描くことです。この原則に基づき、複雑な題材やシーンをいかに単純化するかを学生たちに教えてくれました。

次に、John Rylands Libraryへハイキングに出かけ、そこで2つのワークショップを見学することができました。Nina Johanssonの「From Macro to Micro: a Visual Story of a Building」では、歩道の彫刻の足元でスケッチをしている数人の学生と、そのスケッチにコメントするNinaの姿がありました(記事の一番上)。

一方、Liz Steel氏は、彼女のスケッチの基礎となる「Sketching Architecture in Edges, Shapes and Volumes」の基本原則を学生に紹介しました。

午後は、リチャード・ブリッグの魅力的なプレゼンテーションに参加し、都市スケッチをデザインツールとして活用し、その場所の全体像を表現する方法を学びました。Liz Ackerlyがこのイベントを取材することが分かっていたので、スケッチブックを閉じたままでしたが、都市のスケッチがより強いストーリーを伝えるための方法について、新しいアイデアを得て帰ってきました。リチャードは、「総合的に考えよう」と私たちに勧めてくれました。「なぜなのか?そして、あなたのスケッチが伝えるメッセージは何なのか?

最後のスケッチウォークは、オール・セインツ・ガーデンの木々や蛇行した歩道の中で行われました。以前のシンポジウムのクロージング・スケッチウォークでも経験しましたが、何百人ものスケッチャーが同じ空間にいるのを見て、私はコミュニティとつながりを非常に感じました。この4日間、これまで以上にシンポジウムにどっぷりと浸かることができ、大変感謝しています。特派員として、参加者、観察者、記録者という異なるレベルで同時に関わり、その結果、スケッチャーとしてもコミュニティーの一員としても成長することができました。

今回も忘れがたい経験をさせてくれたシモーヌ・リディアード氏をはじめとするシンポジウム委員会、理事会に心から感謝します。そして何よりも、懸命に働いてくれたシンポジウムの特派員チームに大きな感謝と抱擁を捧げます。彼らの献身的な努力と前向きな姿勢は、私たちを鼓舞し、やる気を起こさせてくれました。

#uskmanchester2016

#symposium2016通信員

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